2014-06-30から1日間の記事一覧

カドヤ食堂 平成26年6月

大阪No.1に輝くカドヤ食堂の煮干し中華そば。金婚式を迎えた高橋ジョージと三船美佳が抱き合ってコサックダンスを踊っているような深みのある味。西区役所近く。 店内の製麺室で作る細麺とアミノ酸とイノシン酸のスープとの相性がばっちしです。

芸術と国家の関係とは何か? 平成26年6月

「問ふ、歌は天下の政道をたすくる道也。いたづらにもてあそび物と思ふべからず。この故に古今の序に、この心みえたり。比義いかが」 答へて曰わく、 「非也。歌の本体、政治をたすくるためにもあらず。身をおさむる為にもあらず。ただ心に思ふことをいふよ…

カンボジア再び その1 (リターンズ)

NO83 カンボジア再び その1 at 2005 10/21 00:09 編集 Conquer your passion and you conquer the whole world. 己の欲望を征服できれば全世界を征服できる。(ヒンドゥーの諺) 暑さで眼が覚めた。天井の扇風機が視界に入る。ここはどこだ? と覚醒していな…

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。