2014-12-07から1日間の記事一覧

# 104 カラテ イン ネパール編(ネパール編 加筆訂正) (リターンズ)

NO 104 カラテ イン ネパール編(ネパール編 加筆訂正) at 2006 04/07 22:18 編集 カトマンズの朝は早い。そして寒い。ここ、バサンタプルの広場でも早朝から何することもなく人々がたむろしている。オーストラリアから来たという少女が物乞いをする少年に…

#103 ビルマの休日 その16 (リターンズ)

NO103 ビルマの休日 その16 at 2006 04/07 22:17 編集 バスはやがて山の中腹に着いた。待ち合わせていた食堂で朝食(もちろんカレー)を食べていると、タクシードライバーのソーパーさんが現われた。 「おはようございます。昨日はよく眠れましたか?」 私は…

#102 ビルマの休日 その15 (リターンズ)

NO102 ビルマの休日 その15 at 2006 03/14 23:30 編集 「よかったらゴム工場も見ていきませんか?」 「見ていきたいんですけど、タクシードライバーと待ち合わせをしているのでもう行かないといけません」 「そうですか。もし帰りに時間があったら寄ってくだ…

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。