2017-07-16から1日間の記事一覧

「侠気」 平成29年7月

私はプロレスについて全く無知である。しかし格闘技を少しかじった人間として、プロレスラーがとんでもなく強いことはよくわかる。この本で高田はプロレスと「PRIDE」を比較してプロレスの「不文律」を暴露している。それに対してプロレスを愛するターザン山…

道頓堀 平成29年7月

https://t.co/Jv8laThEPN — ドリアン長野 (@duriannagano) 2017年7月15日 "> https://www.facebook.com/durian.nagano/posts/1404177423003156?pnref=story https://www.facebook.com/durian.nagano/posts/1404164733004425?pnref=story https://quik.gopro.…

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。