2018-03-13から1日間の記事一覧

書評 魔法のコンパス 平成30年3月

面白かったー! 「失敗もあるだろう。 挫折もするだろう。 痛みを知るだろう。 涙する夜もあるだろう。 ただ、そんなものは大した問題じゃない。 恐れる必要はない。 失敗も、挫折も、痛みも、涙した夜も、 いつかは必ず過去になる。 そして、そのとき僕らは…

煮魚の調理法 平成30年3月

煮魚を食べたいけど、砂糖は使いたくない、っていうかわが家にはそもそも砂糖が置いてない。 醤油大さじ3、みりん大さじ7(みりん風調味料というまがい物ではなく、本みりんを使いましょう)、日本酒100ml、水150ml、スライスした皮付き生姜を火にかけて煮立っ…

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。