アンドレ マルロー 平成26年2月

「母や姉や妻の生命が危険にさらされるとき、自分が殺められると承知で暴漢に立ち向かうのが息子の、弟の、夫の道である。愛する者が殺られるのを黙って見過ごせるものだろうか?
私は、祖国と家族を想う一念から恐怖も生への執着もすべてを乗り越えて、いさぎよく敵艦に体当たりをした特別攻撃隊員の精神と行為のなかに男の崇高な美学を見るのである」

アンドレ マルロー 

押忍

元(ハジメ)管理人の感想文と皆様への伝達事項
銃刀法規制緩和が行われないと日本人は好戦的にならない恐れは高いです。諸外国の中にはアナーキー(無秩序)になってもいます。実際に迷惑をかけてくる人物がいて制裁を与えた過去が私にはありますが、そういった行動を嫌がったり否定的に考えたりする人がいますが聖典には脳血栓後、言語障害に至った人物(コリホル)がいるが平成10年代にもいたといったお話を否定的に考える人がおられます。 どこまで、発表した方針を貫徹出来るかどうかは小さくないと思います。
 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。