ローリングストーンズ 平成26年2月

8年前、ローリングストーンズのコンサートのチケットをネットで取ったら、なぜか前日のコンサートも当選しましたと、一日分の料金で二日連続、観ることができた。二日目は時間を間違えて、連れから「行かないの?」と電話がかかってきて、慌てて家を出た。京セラドームに着いて急いで階段を上っていったら一曲目の「ブラウンシュガー」が聞こえてきたのだった。
ステージを所狭しと歌いまくるミックがキースとぶつかり、キースがムッと睨みつける。あわやケンカかと思ったのだが、当時二人とも62歳、まだまだ血気盛んだなと妙に感心したのだった。

元(ハジメ)管理人の皆様への伝達事項
以上、管理人元(ハジメ)でした。
 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。