著作 すっきり下半身美人になる減塩習慣について

一流アスリート、格闘家、芸能人がこぞって施術を受けるために通う奈良のカリスマ整体師。治療や施術だけでなく、医師も整体師も栄養学の正しい知識がなければならないというのが私の持論である。例えば喫煙をする医師に私の体を任せようとは思わない。著者のマイケル一条氏は百花繚乱、日進月歩の栄養学にあって不断の勉強を怠たることのない真の意味での整体師である。
私の知人の話であるが、調子が悪く、先生に診てもらったら「昨日甘いものを食べ過ぎましたね。首の後ろにしこりが出来てますよ」と言われたそうだ。実際に彼は前日チョコレートを食べ過ぎていたので驚いた。そのしこりは自分で触ってもわからないほどの微小なものだったらしい。私は今まで百冊近く栄養学に関する本を読んできた。当然ながらその中には石もあれば、玉もある。題名の軽さとは裏腹に全てを凌駕するほどの画期的な本であると断言する。長寿だけでなく、健康的な生活を送るためにも是非推薦する。
 著者は教会員です

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。