at 2006 01/21 22:52 編集
列車に乗っていたら隣に七歳くらいの女の子が座った
顔にタナカを塗りたくって
口紅を引いて
マニキュアをして
とっておきのワンピース
お母さんに連れられて
今日はお正月だから
にこっと笑うと齒が欠けていた
ああ、ビルマの子供
アジアの子供たちよ
バゴーのパゴダで
五歳くらいの女の子が
お金をくれと手を出す
お金はやれないよと首を振ると
実に悲しそうな顔をした
せめて
さようならと手を振ると
顔をくしゃくしゃにして笑った
齒の欠けた口を開けて
クアラルンプールの空港で見た
白人の家族連れ
その子供たちは
貧しさというものを
死ぬまで知らないですむだろう
こんな光景は
こんな光景は何度も見たはずなのに
この炎天下に
汗と一緒に涙までにじむのはなぜだ
子供たちは
たじろぐほどの真剣な面持ちで
俺から金を巻き上げようとする
私は学校に行きたいんだ
弟においしい物を食べさせてやりたいんだ
父さんと母さんに楽をさせてやりたいんだ
俺はいつもお前たちに負けてばかり
最初から勝ち目のない闘いだ
ああ、ビルマの子供
アジアの子供たちよ
俺もアジアの子供だ
いつかはこのアジアの黄色い土に還る
そのときには
神様に頼んでやる
天国でアジアの子供たちと
一緒に住ませてくださいって
毎日話してくれないか
父さんと母さんは
お前たちを愛してくれたのか
貧しくても幸せな日々だったのか
隣でお前たちが
齒の欠けた口を開けて
笑ってくれれば
そう思えば
死ぬことなんて怖くない
そんな気がするんだ
ああ、ビルマの子供
アジアの子供たちよ
観光地では物売りの女の子が同じ絵はがきを二ドルで売っていた。やっぱりまたボラれてた。(続く)
元(ハジメ)管理人の感想文と皆様への伝達事項
ドリアン長野はビルマの困ってる子供達を助けたようです。ドリアン長野は日々の業務上の艱難辛苦を乗り越えて一人娘を育てています。ドリアン長野にとって独身時代を過ごしてた平成10年代と、ドリアン長野が結婚した平成20年代はドリアン長野にとっては大違いです。
日本社会には多くの人々を困らせる旦那様がいて家族の中がヤバイ状況なのにも関わらずさらに間違えた選択をしてさらに窮状を深刻化させてしまって多くの人々から非難されてる旦那様がいてその人物を連想した。本当に情けなくなった。乏しい人を助けましょうと言われて賛同はするが、いい加減な悪人が理不尽な行動を取られると関与は行えなくなるから支援は行えない。
日本は原材料を輸入し誠実に良い製品を作り出して世界市場に売り出す加工貿易で経済大国になったが最近は提案や企画が悪いからか利益が出にくい社会になりました。 研究、開発等は自由な社会で無ければ行われない。
アジアの貧困について作成された詩のようでいて最後に笑わすことを発表してるのがドリアン長野らしいですかね?