みんぱく 平成26年11月

行きたいとずっと思って果たせなかった国立民族学博物館(万博記念公園内)に関西文化の日は無料ということで行ってきたが、非常に面白かった。オセアニアアメリカ、ヨーロッパ、アフリカをじっくりと見て廻っただけで閉館時間になってしまった。あと音楽、言語、東南アジア、西アジア、日本の文化、朝鮮半島の文化、アイヌの文化、中国地域の文化、中央•北アジアのコーナーがあるのだ。15日も無料なのでまた出かけよう。

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パティオ


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戦いで殺戮した敵の肉を食べるさいに死者の霊を恐れ、手で穢れないようにと用いたフォークとか
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ニューギニアの祭りの仮面や衣装とか
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戦いに勝利するまで飾っておく巨大なオブジェとか

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祭祀の格好とか
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また来よう
 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。


 管理人マーキュリーマークからの伝言
 上記は、ドリアン長野が令和二年に投稿した内容です。
 令和六年にドリアン長野は親子でケアンズ旅行。