「カート・コバーンなんて自分の家族に対してさえ責任を持てなかったただのヘロイン中毒だったんだぜ。それのどこが無垢で繊細なんだよ?そういうものを自虐的美学なんて呼称でグラマライズしたがるのはドラッグ文化最大の偽善性、白痴性と呼ぶしかないな。
生きてようが死のうがロクデナシはロクデナシなんだよ。死ねば全てが許されるって物じゃないんだ。交通事故か何かで不可避的に死んだならまだしも、奴には子供が居たんだぜ!これから真っ白な心で世界に対峙し、成長していこうかっていう子供の気持ちにもなってみろって。 自分がもうこの世で生きていく勇気がないから自殺します、だ?何が病める魂だよ。これほど身勝手で無責任で利己的な男が他に居るかってんだ! しかもそういう奴を『自己のアートに殉死した悲劇の英雄』的ロマンティシズム、センチメンタリズムで捉えたがる連中も一部にはいるんだから、あきれて物も言えないね俺は」
生きてようが死のうがロクデナシはロクデナシなんだよ。死ねば全てが許されるって物じゃないんだ。交通事故か何かで不可避的に死んだならまだしも、奴には子供が居たんだぜ!これから真っ白な心で世界に対峙し、成長していこうかっていう子供の気持ちにもなってみろって。 自分がもうこの世で生きていく勇気がないから自殺します、だ?何が病める魂だよ。これほど身勝手で無責任で利己的な男が他に居るかってんだ! しかもそういう奴を『自己のアートに殉死した悲劇の英雄』的ロマンティシズム、センチメンタリズムで捉えたがる連中も一部にはいるんだから、あきれて物も言えないね俺は」
(ジョンライドンの発言)
カートコバーンが8歳の時に両親が離婚。それから父親に棄てられたという感覚をずっと引きずっていたという。27歳で自宅でショットガンで頭を撃ち、自殺。遺書には親交のあったニールヤングの「ヘイヘイ•マイマイ」の一節、「It's better to burn out than fade away」(消え去るよりは燃え尽きたほうがいい)が引用されていた。この歌はニールヤングが敬愛するジョンライドンのことを歌った曲だった。
1月31日はジョンライドンの誕生日なのでこのことを思い出した。