山の辺の道

山の辺の道 
日本書紀にも記述がある日本最古の道、山の辺の道。天理から桜井までを歩く17キロ。縄文、弥生に源を持ち、記紀万葉集に想いを馳せる古代ロマンの旅に出発だ。
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天理駅前は全国でも有数の広さです。
約1キロの商店街からスタート。この昭和な商店街が大好きなんですが、何やら気になる看板が…。
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ここにも
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これでもかと
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趣のある脇道
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このような母屋と呼ばれる天理教の宿泊施設が多数建っており、天理参考館には古墳から出土された超貴重な三角縁神獣鏡も収蔵されています。
魏志倭人伝」には銅鏡を魏の皇帝が卑弥呼に贈ったと記されていますが、それが三角縁神獣鏡ではないかと言われています。
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商店街を出てさらに1キロ歩くと、日本最古の神宮である石上神宮(いそのかみじんぐう)の参道が見えてきました。古代ミステリーロマンへの入口です。
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Thanks.
 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。