山の辺の道 #3


石上神宮を後にして
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白山神社
もう少し先には内山永久寺跡があります。
桜の季節ではないので残念ですが、江戸に出る前に松尾芭蕉があまりの桜の見事さに詠んだ句、

「うち山や とざましらずの花ざかり」

(土地の人たちはこの桜の見事さをよく知っているだろうが、よそ者の人たちには知る由もない)

の石碑が立っています。
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路傍のお地蔵さん
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懐かしいような道
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夜都伎神社
奈良の春日大社と同じ四神を祀っています。
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六月 水田が美しい
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無人販売

キュリ 100円
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 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。