号泣してもいいですか? 平成29年二月

バレンタインにコンビニでチョコを買い、女性店員に「袋要りません」と手渡してもらうという投稿を読んで泣きそうになったが、今日地下鉄で大学生風の男が
「おれ最近オンナに飯作ってもらってるねん」
「おっ、彼女できたん?」
「実は…弁当屋に女の子がバイトに入ってん」という会話を聞いてほとんど泣いてます。

(ドリアン長野がこの新規投稿をフェイスブック上で行った後のご友人のコメント並びにその返答)

男同士で待ち合わせするときに、友人が同じ方向に歩いている全く知らない女性と恋人同士のフリをして現れる(横に並んで歩いているだけ)という遊びに没頭していた時期があったことを思い出しました。


ドリアン長野が行った返答。 「号泣してもいいですか😭」

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。