来月行われる閉店セールについての告知 平成30年4月

米子市四日市町長野紙店の閉店セールを5月3日4日5日の三日間10時から5時まで行います。
プラモデル、ゲームボード、文具、硯、筆等も全品半額です。春の陽気に誘われて「イオン」に遊びに行かれるのもいいでしょうが、長野紙店で昭和レトロな時間をお過ごしになられるのもご一興かと思われます。
例えば安室奈美恵の引退直前の武道館公演みたいなものでしょうか。この最後の機会を逃したら死んでも死にきれないでしょう。逆に言えば、この最後の瞬間に立ち会えることができれば、みまかる前に「おじいちゃん(おばあちゃん)はあの歴史的な瞬間にいたんじゃ」と臨終の言葉を残し、子々孫々まで伝説となって、語り継がれることでしょう。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。
 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。