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私は海外旅行はしましたが、マラソンについては行う気はありません。
管理人 マーキュリーマーク
追記 平成30年12月31日迄に行われたマラソンの記録のみ転載とさせていただきます。 平成31年1月某日
付加
走ると、
血行がよくなる
食品添加物や薬品などの有害物質が汗によって排出される
骨密度が高められる
何よりも爽快感により、精神的に充足感が得られる。
しかし、少なくとも自分にとって走ることはスポーツというよりも武道の稽古に近い。
42.195キロという途方もない距離を何時間も無酸素で運動し続けるスポーツというのはあまりない。近いところで言えば、カラテの黒帯のみが参加を許される延々と続く黒帯研究会(帯研)の稽古か、昇段試験受審の際の連続組手か。
梶原一騎原作の「ボディーガード牙」に確かこんな台詞があった。 http://amzn.asia/d/1KiB9DG
「カラテというと一見派手で、一撃で相手がバタバタ倒れるっていうイメージがあるが、それに到達するには地味な稽古の積み重ね、何千何万という嫌になるほどの反復練習の繰り返しでやっと人様は倒れてくれる」
昨日娘との会話。
「二年ぶりにマラソンを走るねん。一万人くらいと走るよ」
「パパ、勝ったの?」
「勝つとか負けるとかはないなあ。まあ、最後まであきらめずに走ったら自分に勝ったことになるかな」
「最後まで走った?」
「うん、走った。相手に勝つんじゃなくて自分に勝ったことになるかな」
「今度も勝てればいいね」
「うん」
完走したからといって、何が変わるというわけではないけど、でも勝ちたい。
自分に勝つ、か。
高橋尚子は尊敬するランナーだけど、その記録以上に尊敬することがある。
彼女は現役時代、体幹をブレないようにするために腹筋と背筋運動を毎日二千回続けたそうだ。時間を置くと嫌になるので、走った後にすぐに500回を4セット始めたそうだ。
楽しいからではなく、「嫌になるから」それでも「毎日続ける」。
スポーツは楽しむことが第一義的な目的である。しかし武道の第一義的な目的は別なところにある。