ひととき 平成28年12月

観たことがないのだが、テレビ東京系「モヤモヤモヤさまぁ〜ず2」という番組があるらしい。
テレビ的な見どころがないマイナーな街には「何があるか分からずモヤモヤする」ということで、この「モヤモヤ」を解消すべく、さまぁ〜ず(大竹一樹三村マサカズ)とテレビ東京の女性アナウンサーが毎週、現地を訪れ、街の人々と触れ合いながらブラブラするという街歩き番組、だそうだ。
先週の放映を観た知人によると、東京吉本のピン芸人「山田チャーハン」(1ミリも知らん)の実家が米子市加茂町(うちの実家から歩いて5分)にあり、そこでお母さんが喫茶店を経営されているらしい。
食べログ」で調べてみると、口コミは2015年4月の一人だけ、写真を見ると普通の民家、内部はただの居間、コメント氏が言うように、ここで酒飲んだら途中で家と錯覚して寝ちまうかも、というユルユルな感じ。変なもの好きな私としては行ってみないわけにはいくまい、と。

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。


 管理人マーキュリーマークからの伝言
 上記は、ドリアン長野が令和二年に投稿した内容です。
 令和六年にドリアン長野は親子でケアンズ旅行。