2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧
大阪No.1に輝くカドヤ食堂の煮干し中華そば。金婚式を迎えた高橋ジョージと三船美佳が抱き合ってコサックダンスを踊っているような深みのある味。西区役所近く。 店内の製麺室で作る細麺とアミノ酸とイノシン酸のスープとの相性がばっちしです。
「問ふ、歌は天下の政道をたすくる道也。いたづらにもてあそび物と思ふべからず。この故に古今の序に、この心みえたり。比義いかが」 答へて曰わく、 「非也。歌の本体、政治をたすくるためにもあらず。身をおさむる為にもあらず。ただ心に思ふことをいふよ…
NO83 カンボジア再び その1 at 2005 10/21 00:09 編集 Conquer your passion and you conquer the whole world. 己の欲望を征服できれば全世界を征服できる。(ヒンドゥーの諺) 暑さで眼が覚めた。天井の扇風機が視界に入る。ここはどこだ? と覚醒していな…
鷺沢萠(さぎさわめぐむ)という作家がいた。「川べりの道」で文学界新人賞を受賞してデビューしたが、漫画家の吉田秋生の「河よりも長くゆるやかに」(小学館漫画賞受賞)の盗作だと物議を醸した。それを知った31歳年長の吉田は「新人の作家に影響を与えるなん…
空手では息を吸うことを陰、吐くことを陽、合わせて陰陽の呼吸という。サッカーでボールを蹴るとき、野球で球を打つとき、人は息を止めるか吐いている。吸うときは筋肉が弛緩し、吐くときは緊張している。格闘技でサンドバックやミット打ちをするときにシュ…
花子が a bosom friend を「腹心の友」と訳したのは名訳だと思う。bosomは胸のことだから。 昔、ドアーズの対訳を柳瀬尚紀がしていたのには驚いた。彼は邦訳不可能だと言われていたジョイスの「フィネガンズウェイク」を完訳した翻訳家だ。 SF作家で翻訳家で…
セックスピストルズは正式なスタジオアルバムは一枚しか出していないのにもかかわらずベストアルバムが出ているという稀有なバンドである。 「pretty vacant」はシングルカットされ、ヒットもした。何人もの人間が訳詞をしている。しかしこの訳詞が揃いも揃…
沢木耕太郎がイタリアの田舎町でローマ行きのバスを探していた。そこに二人組の少年が通りがかり、どうしましたか?と聞いてきた。わけを話すと道案内をかって出た。少年が聞く。 「ジャパニーズ?」 「そうだよ」 「マスタツ?」 「?」 「マスタツ知らない…
キング クリムゾンのセカンドの邦題が「ポセイドンのめざめ」。原題はIn the wake of Poseidon」。wake という単語を取り違えたのだろう。正しくは「ポセイドンの軌跡を追って」くらいか。1st の「21st century schizoid man」は当初は「21世紀の精神異常者…
インドでわしも考えた https://t.co/GyLfMXrbgj
— ドリアン長野(紹介用) (@duriannagano) September 7, 2024
孤独な鳥はやさしくうたう https://t.co/Iw3qCDUjI1
— ドリアン長野(紹介用) (@duriannagano) September 5, 2024
『文章のうまさと疾走感』
— ドリアン長野 (@duriannagano) March 17, 2020
⇒ https://t.co/sADLCZaVaq #アメブロ @ameba_officialさんから
回顧を兼ねた書評
僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
旅も好きだが、旅行記も好きだ。
この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
何よりも文章がうまい。
奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
一気に読め、感動的でさえある。
朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。
管理人マーキュリーマークからの伝言
上記は、ドリアン長野が令和二年に投稿した内容です。
令和六年にドリアン長野は親子でケアンズ旅行。
ドリアン長野のインド旅行記 - はてなブログ版 Durian Naganoの海外旅行記 https://t.co/ysoYZiRtEg
— ドリアン長野 (@duriannagano) December 26, 2019
夏が来れば思い出す タイランド旅行記 - はてなブログ版 Durian Naganoの海外旅行記 https://t.co/9bpsrQ8N8A
— ドリアン長野 (@duriannagano) December 26, 2019