プレクロージングセール 平成30年4月

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米子市四日市町商店街の「長野紙店」を廃業するにあたり、プレクロージングセールを4月14日(土)8時から17時まで行います。
本格的なセールは5月の連休を予定しています。全品半額です。
駅前や郊外にイオン(当時はサティやジャスコ)が出来てから市内の中心街であった商店街やデパート周辺はさびれ、地方都市の例に漏れず、商店街はシャッター通りになりました。現在はイオンモール日吉津を中心とするケヤキ通りに中心街が移行しています。
米子商店街は昭和47年に竣工、昭和26年には全国に先駆けて土曜夜市を実施しています。私が中高生の時までは夏の土曜夜市になると多くの人出で賑わっていたと記憶しています。学校の半ドンで帰ると、その賑やかさにワクワクしていました。中学生の時に親戚にいただいた大量のカブトムシを店先で売り、大儲け(笑)したことも良い思い出です。
隣には二階建ての大型書店である「今井書店」があり、学校が終わればほぼ毎日立ち読みに行っていました。私の読書好きはそこで培われたと思います(今井書店さんにはいい迷惑でした)。
直木賞作家の桜庭一樹さんが高校生まで立ち読みをし、わが家で習作用の原稿紙を買っていました。
今はその今井書店もありません。
商店街は私が高校生まで住んでいましたので数々の思い出があります。
ネットで販売したらどうかという助言もいただきましたが、ご愛顧いただいた地元の皆様にご来店いただき、長野紙店の60年の歴史にフィナーレを迎えたいと考えました。
皆様にお会い出来るのを楽しみにしています。

休日にはイオンの駐車場は満車です。
これも時代の流れで致し方ないですね。

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。