Tくんの話… 平成30年五月

Tくんの話…
高菜を「こうさい」というのはまだ分かるが、最中(お菓子)を「さいちゅう」というのはあんまりだと思う。

 買い物している最中(もなか)に、○○さんに会った。話している最中(もなか)に急に最中(さいちゅう)が食べたくなった。

「この「さいちゅう」ください。」とたまに言われますが、スルーしています。

 月極もそうですよね。

 あ、人のこと笑えない私(笑)

 僕も子供の頃「何故モナカの箱にはサイチュウと書いてあるのだろう?」という疑問を抱いていました。

ドリアン長野 中島らもの本の中に、友人が中華料理屋で、カタ焼そばを「ちからゆうやけそばください!」と言った話がありました。

にちじょうちゃめしごと

月極駐車場は「げっきょく」グループの全国チェーンだと思ってました。

ドリアン長野 台風のため飛行機はけっこうですと聞いて、なんで決行なのに飛ばないんだ、と思ってました。
 「サメこ二人前!」 中華料理屋で、友人が。事実です。

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。