2017-02-18から1日間の記事一覧

貫井徳郎 平成29年二月

愚行録 (創元推理文庫) 貫井 徳郎 https://t.co/oWIA6UQBpM @amazonJPさんから — ドリアン長野 (@duriannagano) 2017年2月18日 "> 「愚行録」貫井徳郎原作 最初は「沈黙」を観に行こうかと思っていたのだが、ネットでこんな惹句を読んでしまった。 迷宮入り…

ランニングを始めてから奇妙な距離感が身についた 平成29年二月

旅する力―深夜特急ノート (新潮文庫) 沢木 耕太郎 https://t.co/ZGMPmJrkD2 @amazonJPさんから — ドリアン長野 (@duriannagano) 2017年2月18日 "> ランニングを始めてから奇妙な距離感が身についた。例えば、地図を見て目的地が10キロ先20キロ先にあるとする…

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。