エッセイ 令和元年12月


先ほど産経新聞社から連絡があり、「カラマーゾフの兄弟」と娘の名前の由来の関係性を書いたエッセイが今週の土曜日か来週の月曜日の夕刊に掲載されるそうです。
ご興味がありましたら、ご一読ください。

担当記者とのやり取りの中で「25歳でクリスチャンになったと書かれていましたが、カトリックですか?」と聞かれたので、
「いえ、俗に言うモルモン です」と言うと、
「ああ、末日聖徒イエスキリスト教会ですね」と言われました。

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。