2017-08-24から1日間の記事一覧

インド旅行記(前編)

https://d-maps.com/ landing at Kolkata コルカタ空港に着陸 #25 インド編その1 (リターンズ) at 2003 11/14 23:44 | Weblog 人間は二種類に分類される、とは巷間よく言われることである。古典的なものでは猫的人間か犬的人間か、流動型か土着型か、果て…

貧困とは何か? 平成29年8月

物乞う仏陀 (文春文庫) 石井 光太 https://t.co/9D6BwrdXY3 @amazonJPさんから — ドリアン長野 (@duriannagano) 2017年8月24日 "> 「物乞う仏陀」 石井光太 例えばコルカタやデリーやムンバイに行けば失明した両腕のない、両脚のない乞食に苦労せずに遭遇す…

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。