2021-08-25から1日間の記事一覧

無名仮名人名簿 令和三年八月

【ビブリオエッセー】江戸落語のリズムにも似て 「無名仮名人名簿(むめいかめいじんめいぼ)」向田邦子(文春文庫) https://t.co/mlgBLioF8f @Sankei_newsより — ドリアン長野(紹介用) (@duriannagano) August 25, 2021

催事の告知について 令和三年八月

管理人マーキュリーマークからの伝言特別に投稿します。皆様がどういった行動を取られるかについては自由です。しかしながら、今年(令和三年)は催事方面の告知(投稿)は控えさせてもらいます。理由はコロナウイルスの悪影響で急遽中止になる可能性がある…

ビブリオエッセー 令和三年八月

8月25日の産経新聞夕刊「ビブリオエッセー」に向田邦子さんのエッセイのレビューが掲載されます。 半年前に投稿されたのでボツになったと思っていましたが、掲載が遅れた理由は ① 8月22日が彼女の40周忌になること ② レビューの中で彼女の航空機事故に触れて…

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。