令和六年一月の投稿

図書館で日本海新聞のバックナンバーを読んだ。
ああ、この記事が掲載されたのか、と思い、末尾の言葉に心臓が止まるほど驚いた。
しばし茫然自失…。だから最近投稿を目にすることがなかったのか。
服部さんは生涯一万回の投稿を目指したい、と言っておられた。
ご主人、私はあなたの投稿で何度も勇気づけられました。
図書館の帰りにご主人のことを想って涙が出ました。
心からご冥福をお祈りいたします。

ご連絡
先々月、日本海新聞にドリアン長野が執筆した記事が掲載されました。
新聞社の追記でドリアン長野が注目してた人物は昨年末頃に急逝されたのを知ったそうです。
決して気分を害さないでもらいたいが著作権の観点から日本海新聞の転載は控えます。
従いまして、ドリアン長野が執筆した文面のみ転載します。

敬具 マーキュリーマーク

 

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。


 管理人マーキュリーマークからの伝言
 上記は、ドリアン長野が令和二年に投稿した内容です。
 令和六年にドリアン長野は親子でケアンズ旅行。