カラテの稽古前のテンションアップに。 平成29年1月


The Stranglers - Sweden (All Quiet on the Eastern Front) from the Album Black & White

カラテの稽古前のテンションアップに。
ストラングラーズのスエーデンでのライブ中に左翼が乱入し、機材を破壊した。それで出来た「東部戦線異常なし」という曲はもちろんレマルクの小説をもじったもの。「スエーデンで興味深いのは雲だけ」などと揶揄している。のちにスエーデン語で歌ったバージョンも発売した。1978年作品。
ちなみにボーカル兼ベースのジャンジャックバーネルは極真空手の有段者で、現在世界空手道連盟士道館のイギリス支部長。
 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。