西ベンガル州 令和三年六月

 

 



インド編 その8 からの抜粋 早朝、カルカッタのハウラー駅に着く。

特別に連絡します。
2001年にカルカッタからベンガル語の呼称であるコルカタに正式に名称が変更されました。
ドリアン長野は昭和60年代にインド東部の街として有名な西ベンガル州コルカタばかりかハウラーを旅行しました。西ベンガル州のハウラーと西ベンガル州コルカタは対岸の街であって別の街だそうです。
従って冒頭の表現はやや難ありの表現になるようです。
誤認を訂正するなら
「早朝、西ベンガル州のハウラー駅に着く。」になるようです。もしくは、「早朝、コルカタ大都市圏のハウラー駅に着く。」であったならば問題無かったようです。なぜならば、コルカタ大都市圏(コルカタメトロポリタンエリア)という概念(表現?)が存在するからです。
 そのコルカタ大都市圏の中にはコルカタが含まれてるのは当然なんですがハウラーも内包されてます。
 以下は単なる例文ですが「仙台の名取市に行ってきた。」よりも「宮城県名取市に行ってきた。」といった表現の方が好まれるようなものです。
ただ、仙台都市圏という概念はございますし仙台空港名取市岩沼市にまたがって位置するが仙台市内には存在してないのも現実です。
 時に行ってきた街の説明は難しいですね。
詳細は各自で調べてもらいたいがインドのベンガルは一つの街でしたが西側に限っては西ベンガル州としてインド連邦に残留する道を選びましたがベンガルの東側に限っては1971年からバングラデシュとして独立しました。

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 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。