令和五年四月の投稿


人生に悩みはつきもの。悩みのない人生は果たして幸福なのでしょうか?
明日、26日産経新聞夕刊「ビブリオエッセー」に「鴻上尚史のほがらか人生相談—息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」鴻上尚史朝日新聞出版)」のブックレビューが採用されました。
この本は非常に面白く、考えさせられます。
「悩みは尽きねど思わず納得」という見出しです。

以前、有栖川公園で妻に結婚指輪を渡し、その15年後の経緯を投稿しました。
それを要約し、最近起こったある出来事を追加した文章が産経新聞「朝晴れエッセー」に掲載されることになりました。
書いていると涙が出てきました。これは家族へのラブレターだな、と思いました。
「三人組の東京と大阪」というタイトルです。
連休明けの5月8日の朝刊に掲載されるそうです。


 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。


 管理人マーキュリーマークからの伝言
 上記は、ドリアン長野が令和二年に投稿した内容です。
 令和六年にドリアン長野は親子でケアンズ旅行。