カルシウム 平成29年11月

カルシウムを摂ろうとして牛乳や豆乳に頼ってませんか。
そもそも牛乳を飲むとかえってカルシウムが尿と一緒に排出されるという事実。ホメオスタシスというやつですね。しかも意外にも牛乳は消化に悪い。わが家では牛乳と朝日新聞は禁止です。
最近よく作るのが小松菜の炒め物。
人参を皮付きのまま、といってもそもそも人参の皮だと一般的に認識されている部分は実は実(こう書くとややこしい)なんですが。千切りにした人参を炒め、アミエビを入れ、刻んだ小松菜を入れて炒めます。醤油をひとまわし、味醂をふたまわしします。仕上げにすりごまを入れて完成。簡単でカルシウムも摂取でき(小松菜はほうれん草の約4倍のカルシウムがあります)、しかもアミエビからいい出汁が出て美味しい!
すりごまはビタミンC以外の栄養素が全て含まれています。味噌汁に入れたらコクが出るので、味噌とごまを入れた汁茶碗に出汁を注いで飲んでます。

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。