パン 平成29年12月


僕はめったにパンは食べないが、妻と子どもは毎朝トーストと味噌汁だ。そのために時々食パンを買うのだが、パンには添加物がこれでもかというほど入っている。妥協案として少なくとも砂糖、ショートニング、マーガリン、イーストフードが入っているパンは買わないことにしている。


「パン焼き器で自分で焼くと安心ですよ。」

ドリアン長野 それが一番安全なんですが、ブレッドベーカリーで作るとすぐに硬くなると不評です。市販のパンはいつまでもフワフワですからね。

「余計なものを入れなければ硬くなりますよ。いつまでもフワフワのは、添加物のなせるワザでは?」

ドリアン長野 そうなんですよね。乳製品とか油脂類とか、他にも添加物が入ってますから。パンは本来硬いものですからね。

「柔らかくてふかふかに作れますよ。分量で変わると思います。何時もふかふかなパンを作るお婆さんを知ってます。」

ドリアン長野 教わりたいです。

「〇崎パンに、猛毒のマーガリンをタップリ塗って😓以前は食べていましたね。😵」

ドリアン長野 自分も子どものときはそうでした…
 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。