令和五年12月の投稿

私の娘も今年の三月から中学受験のために塾通いをしているが(自分から中高一貫校に行きたいと言ってきた)、あんなに苦手だった算数も学校では習わない公式を教えてもらい、 学校の算数授業や宿題は簡単だと言う。
先日、塾で出された論述問題の答案用紙を読んで驚いた。通塾していた当初は助詞、接続詞の間違いや論旨の反復及び稚拙な表現だったのが9カ月で見違えるほどの文章になっている。
文章力の向上は長年の読書によって培えるものだと思うのだが、それを塾ではそのテクニックによって短期間で上達させるのだ。

 ご連絡。私からの連絡はドジャーブルー色を利用します。
今月を持ってフェイブック上の投稿の転載は特例的な投稿(産経新聞の投稿等)を除外して控えさせてもらいます。今は2024年です。過去はほぼ毎日投稿してました。私は弱い一人の人間です。2018年だけで四回訃報があり辛かった。
熟慮の上ですが更新回数の削減は避けられません。ご了承願いたい。

敬具 マーキュリーマーク
 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。