往復12キロのランニング 平成29年6月

本町のビジネス街を出発して大坂城を一周、往復12キロのランニング。今までの10キロランの最高タイムが51分。一流アスリートならこれを35分前後で走る。今の私の悲願は10キロを49分台で走ること。1年半走ってもまだ達成できていない。
街中を走ることのデメリットは、いちいち信号で止まるのでストレスがたまる。初めてフルマラソンを走ったときはこのストレスがなかったので開放感があった。
メリットは、街の変貌に気づくこと。本町通りと堺筋の交差点に瀟洒なビルが建築中で気になっていたが、今朝見たら安藤忠雄建築事務所の施工だった。
ランニングは自分との孤独な戦いだという。思えば子どもの頃から一人でいるのが苦にならなかった。本を読んでいたら一人でも平気だった。ランニングは自分に合っているらしい。
 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。


 管理人マーキュリーマークからの伝言
 上記は、ドリアン長野が令和二年に投稿した内容です。
 令和六年にドリアン長野は親子でケアンズ旅行。