夕刊の「ビブリオエッセー」に投稿したブックレビューを三回掲載すると産経新聞から連絡があった。
同じ人が続けて載るのはまずい、というわけで本名とドリアン長野で掲載されるそうだ。
これはもしかして、梶原一騎と高森朝雄みたいなものか(違います)。
第一弾は「三島由紀夫vs 東大全共闘」(角川文庫)
産経新聞に三島の書評が載るのはちょっと感慨深い。
サンケイ新聞夕刊、昭和45年7月7日付に「果たし得ていない約束」という三島の随筆が掲載された。
《私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行ったら「日本」はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう。それでもいいと思っている人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである》
掲載は来週だそうです。
管理人マーキュリーマークからの伝言。
ドリアン長野が上記の投稿をフェイスブック上でしたのは今月の一日です。
従って今週の産経新聞に掲載される予定のようです。何度も掲載されるのは快挙です。
趣味の範疇なだけでなく私も色々とございますので投稿の遅延はあり得ます。
皆様のご理解をいただきたい。