2018-01-28から1日間の記事一覧

マレーシア旅行記(ヤフーブログ版)

マレーシア旅行記(ヤフーブログ版) #10 ドリアン 人は非日常的な体験を求めて旅に出る。海外ならなおさらだ。しかし、それが食文化になると頑なに自国の食生活に固執する人がいる。たとえば、欧米人なんかがそうだ。彼らは外国においても朝はトーストとハ…

ニューヨーク旅行記(ヤフーブログ版)

ニューヨーク旅行記(ヤフーブログ版) #33 NYタイムズ・スクエア編 at 2004 01/09 00:47 編集 1989年12月31日午後10時。タイムズ・スクエア。気温マイナス2度。ぽつぽつと降っていた雨はついにどしゃ降りになった。歯の根が合わないほど寒い。それでも何千…

ロンドン・コーリング(ヤフーブログ版)

ロンドン・コーリング(ヤフーブログ版) NO42 ロンドン・コーリング at 2004 03/19 22:25 編集 ある日、何気にNHKを観ていたら、普段はめったにNHKなんか観ないんですけどね。ロンドンのイースト・エンドの話をしてたんですよ。イースト・エンドは労働者の…

ネパール旅行記 ヤフーブログ版

ネパール旅行記 ヤフーブログ版 カラテ イン ネパール編 カトマンズの朝は早い。そして寒い。ここ、バサンタプルの広場でも早朝から何することもなく人々がたむろしている。 オーストラリアから来たという少女が物乞いをする少年に仏心を出し、パンケーキを…

【夏が来れば思いだす】 ヤフーブログ版

【夏が来れば思いだす】 その1 「タイは若いときに行け」という、いしだ壱成出演のタイ航空のCMが流れたのは90年代だった。あれを観てタイに行った人も多いらしい。今やタイは若いときに行け、中高年になっても行け、定年したら住め、である。今までタイに…

カオサンの大晦日 (ヤフーブログ版)

#14 カオサンの大晦日 (ヤフーブログ版) カオサン通りでのニューイヤーズ・イブは一体どうなっておるのだ、という素朴な疑問を抱いた私はその実態を解明すべく、2001年12月30日と31日にカオサンに宿をとった。泊まったのは通りの中ほどにある「カオサン・…

ドリアン(ヤフーブログ版)

#10 ドリアン(ヤフーブログ版) 人は非日常的な体験を求めて旅に出る。海外ならなおさらだ。しかし、それが食文化になると頑なに自国の食生活に固執する人がいる。たとえば、欧米人なんかがそうだ。彼らは外国においても朝はトーストとハムエッグ、昼はマク…

スワニー、バンコクの魅力、大都会バンコク (ヤフーブログ版)

#9 スワニー(ヤフーブログ版) 君はスワニーを知っているか? もちろん、知っておろう。チャイナタウンにある、なぜか日本人パッカーに人気があって140バーツで泊れるが麻薬及び娼婦関係等のトラブルが多いので日本大使館の悩みの種の楽宮ホテルの一階にあ…

米国・ロサンゼルス並びにメキシコ・ティフアナ旅行記 (ヤフーブログ版)

米国・ロサンゼルス並びにメキシコ・ティフアナ旅行記(ヤフーブログ版) NO41 続々ロサンゼルス編 at 2004 03/04 00:14 編集 目を覚まし、海辺に面した部屋のカーテンを引く。陽はすでに高い。白い波頭の間にサーファーたちが見え隠れする。今日も暑くなり…

ビルマの休日 その1とその2(ヤフーブログ版)

ビルマの休日 その1とその2(ヤフーブログ版) NO88 ビルマの休日 その1 at 2006 01/09 01:15 編集 ミャンマーのビザの申請書に記入していたら、「complexion」という項目があった。肌の色、である。う~ん、whiteというほど俺の顔は白くないしな。yellowに…

バンコクのディスコ (ヤフーブログ版)

#6 バンコクのディスコ (ヤフーブログ版) パッポン通りにある、チョー有名なディスコ「○シファー」に行った。ええ、踊りましたとも。全てを忘れて踊り狂いました。気が付いたら、2時間ぶっ続けで踊っていた。時々、白人や黒人や日本人観光客がダンスを教えて…

ホーチミン市のディスコ(ヤフーブログ版)

#5 ホーチミン市のディスコ(ヤフーブログ版) 「今晩、ディスコに行かないか?」 バイク・タクシーのヒューはメコン・クルーズのボートの中で聞いてきた。今日はニューイヤーズ・イブだし、社会主義国のディスコってのも気になるしな。古めかしい建物の二…

カトゥーイ (ヤフーブログ版)

#4 カトゥーイ (ヤフーブログ版) 私はカトゥーイが好きである。とはいっても女よりも男に性的興味があるという意味ではない。中島らもが額に「犬」と入れ墨を彫ったり、鼻に安全ピンをぶらさげたパンクスは「俺、もう後戻りできんもんね。もうどうなっち…

テーメー・カフェ シリーズ(ヤフーブログ版)

NO2 テーメー・カフェ 2001年の1月、ソイ・カウボーイに行こうと友人とスクンビットを歩いていたら、怪しいネオンサインに縁取られた看板が目に入った。その看板に書かれていた文字を読んで私は思わず息を飲んだのであった。「テーメー・コーヒーハウス」 思…

ドリアン長野の海外旅行記(ヤフーブログ版)

平成30年以前にドリアン長野が旅した海外旅行記です。 タイランド(バンコク)、英国(ロンドン)、米国(ニューヨーク州、ニュージャージー州、ミシガン州とロサンゼルス)、 メキシコ(ティフアナ)、ベトナム(ホーチミン)、マレーシア(クアラルンプ…

 

 回顧を兼ねた書評
 僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。
 当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
 行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
 インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、
 それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。
 アフリカは遠すぎて行けなかった。新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。
 香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
 バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで
 溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
 旅も好きだが、旅行記も好きだ。
 この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。
 何よりも文章がうまい。
 奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、
 一気に読め、感動的でさえある。
 朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。
 旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。